ずっと不登校だったけど平気?

通信制高校ではいじめ人間関係のトラブルによって、不登校になってしまった生徒のフォローも積極的に行っています。
少人数の個別指導や精神的なケアなどに力を入れている学校もあり、外に出ることも嫌がっていた引きこもりの生徒でも、通信制高校で高卒資格を取得したというケースは多くあります。

スクーリング(出校日)が少ないので安心

寝ぼける女性
一度不登校になってしまった生徒の中には、たとえ転校しても学校に通うことや家を出ること自体が大きな苦痛となる場合があります。
しかし、通信制高校であれば自宅学習を中心に授業を進めることができ、スクーリング日数も年間5日程度に抑えられている学校もあります。
通信制高校はあらゆる理由から全日制高校や定時制高校に通えない生徒をサポートするために生まれました。
そのため、通信制高校は不登校になってしまった生徒でも、高卒資格を取得できるように手厚くサポートしているのでご安心ください。
いきなり学校に通ったり授業を受けたりして「完璧な学生生活」を演じようとしなくても大丈夫なのです。
まずは毎日出来るだけ午前中に起きるとかそういった「生活リズムを正す」というようなところからでも始められる。
それが通信制高校のいいところでもあり大きな武器でもあります。
少しずつ日常生活の中に勉強というものを取り込んでいって、あなたの人生の中にちょっとずつ学生時代というものを作っていくだけでもいいのです。
今すぐおもいっきり飛ばなくてもいいという安心感は全日制高校では出せない魅力ですね。

通信制高校は生徒それぞれ柔軟に対応

教えるサラリーマン
不登校になった生徒のフォローを手厚く行っている通信制高校では、それぞれの生徒に合わせて柔軟な対応をしてくれるというのもメリットです。
スクーリングの際に大人数での授業が苦手という生徒のために、少人数での個別指導対応している通信制高校もあります。
また、通学がどうしても難しいといった生徒には、教師が自宅まで訪問して通学できるようになるまで精神的なケアを行っている学校もあるのです。
中には通信制高校で再び人とのコミュニケーションに自信をもち、全日制高校へと復学したというケースもあります。
もちろん、通信制高校を卒業しても全日制高校と同じ卒業資格を得ることが出来ます。就職や進学の際にも高卒資格と認められ、通信制高校出身だからといって不利益を被ることはありません。
そのため、不登校になってしまったからといって高校卒業を諦めるのではなく、一度通信制高校へと相談してみることをおすすめします。


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